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アントニオ・マチャード

2009年08月03日

カナダの大学に通っていた僕は、ひょんなことからスペイン語文学を専攻することになった。カナダなら英米文学かフランス語文学だろうと良く突っ込まれる。しかし、小さな頃からサッカーに明け暮れていた僕は、第二外国語でスペイン語を選択し、結局はスペイン語文学を専攻することになった。カナダには、政情が不安定だった70年代頃にラテンアメリカから移住して来た人たちが多い。僕がスペイン語を習った教授の半分位はそういう人たちだった。

そんなこんなで、卒論はスペイン語で書く羽目になった。選んだのは、出来るだけ字数が少ないのがいいと思い詩にした。アントニオ・マチャード。文学史的な位置づけとか難しいことは良く分からなかったが、祖母が書いていた俳句に通じるところがあって面白いなと思い決めた。テーマは、アントニオ・マチャードの詩に見る大地、日本的霊性、俳句、ハイデガーの存在。当時興味があったことをすべて盛り込んだめちゃくちゃなものだった。数十ページの論文をスペイン語で書くのには流石に苦労した。

アントニオ・マチャードの詩。スペインの乾いた大地への愛情を歌う詩。だから右派からも指示されていたらしい。利用しようとしたということかな。右とか左とかいう政治思想の分け方も、地域や立場が違えば変わってくるし、いい加減で主観的なものなのかも知れない。サッカーで言えばレアルマドリッドだな、当然バルセロナではなくて。スペイン語の音が気持ちいい。空気が乾いているからやっぱりギターの音もスペイン的なグルーヴ感を出して響くのだろうか。若くして死んだ妻レオノールを思う切ない詩。学生時代運良くスペインでのアルバイトにありついた僕は、バイト代すべてつぎ込んで、一ヶ月スペインを旅した。ソリアの大地を流れるドゥエロ川。どうしても、夏草や兵どもが の衣川村を思い出してしまう。7年振りに、マチャードの詩を読み返してみたいと思う。日本語の訳本は日本では余り出てないみたい。でもスペイン語の音感が出ないから、やっぱり無理してでも原文を読むべき。
マチャード・アルベルティ詩集 (世界現代詩文庫)

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